中小企業診断士の勉強法1 過去問を解きまくること

中小企業診断士の試験で過去問がなぜ重要か

中小企業診断士の資格試験に合格している人のほとんどが過去問を解いています。なぜ過去問がこれほど重要なのかと言うと、中小企業診断協会が出している唯一の問題集である過去問こそが中小企業診断士の最良の教科書だからです。

それにもかかわらず過去問をしない理由は、「基礎知識が重要だと考えている」「難しくて解けないから先延ばしになってしまった」「同じ問題はでないから」だそうです。この理由はナンセンスと言えます。なぜなら、同じ問題はでなくても、質問の仕方が違うだけで同じ知識を問う問題や同じ方向性の問題は出るからです。

むしろ、それを知ることで重要な箇所がわかると言えます。また、基礎知識はもちろん大切ですが、試験において出題パターンを知らずにただただ基礎知識だけインプットしても効率的ではないからです。

まずは「敵の姿を知る」ことが重要です。もちろん、基礎知識がない状態で一生懸命過去問を解いても時間の無駄ですよね。まずやりたいことは、「過去問を一読する」ことです。どのような出題のされ方をするのか、どういった知識が重要視されているのかを知れば、知識をインプットするうえでメリハリもつきますし、どういう考え方をしながら知識をつけるべきかも把握できます。

ひとつの知識に関しての質問でも、切り口を変えるだけで正解にたどり着くのが困難になることも多々あるからです。

どういう過去問がいいのか

過去問をすべきなら買おうじゃないか!と思っても、想像以上に過去問の種類が多く、どれを購入すべきか悩んでしまう人も多いはず。

では、どのような過去問を買うべきかと言うと、まずは「年度別」の過去問で出題の流れをつかんでください。その次に「論点別」かつ「一問一答形式」の問題集です。過去問を解く理由は、傾向をつかむことにあります。「年度別」では論点ごとに傾向を把握するのが難しく、まとめようと思うと非常に時間と手間がかかります。そのため、論点別にしてくれている過去問を選ぶことで、科目ごとの傾向をつかめるようにするのです。テキストと併用すると効果的です。

また、一問一答の問題の良さは、ちょっとした時間を利用して気軽に学習できることにあります。細切れ時間を利用して、ちょっと開いては問題を解く、というのを繰り返すことで大きな学習成果を得ることができます。

やるべき過去問の勉強法

論点別に何度も過去問を繰り返すことで重要なポイントや傾向を読み取ることができるのですが、できればやってほしい勉強法があります。

それは、ただ問題を解いて答え合わせをするのではなく、問題の選択肢をひとつひとつ見ることです。当然答えはひとつなのですが、それ以外の選択肢の内容を確認し、それがなにを指しているのか・意味しているのかを学ぶのです。選択肢として挙がっているということは、似通っている内容であったり、よく出るキーワードであったりするからです。アプローチが違っても選択肢の内容的には同じような問題だった、ということもありますので、すべての選択肢を理解できるようにしておくことでより正解率を上げることができます。

また、キーワードを分析することも役に立ちます。ひとつのキーワードを取り上げ、それが登場している過去問をまとめます。これにより、過去に何回くらい登場しているキーワードなのか(当然たくさん登場していれば重要度はアップします)、どのような切り口で質問されているのか(複数回出題されていれば、ひとつのキーワードに対してさまざまな切り口の問い方を知ることができる)を知っておきましょう。

過去問を解けば解くほど、実力はつくかと思います。そのため、最低でも複数年次、理想として5年分以上は解いてください。10年以上やっている方もいます。過去問の徹底研究が合格への最善の道です。

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