中小企業診断士の資格取得を考え始めた人にとって、「足の裏の米粒」と言われていることは気になるポイントかと思います。学習量が膨大で、働きながら勉強するのであれば1年間は必死に時間をつくって学習する必要があるのに、本当に活用できるのだろうかと心配に感じる人も多いでしょう。経営全般の知識を身に着けることができるので、知識は活用できますが、せっかくであれば資格も最大限に活用したいですよね。
実は、中小企業診断士の学習範囲に似通っている資格はたくさんあります。そのため、そういった資格も一緒に取得することで、より資格を活かすことができます。
いかに人に知られている資格を取得できるかを目標にしている人は、MBAも検討すると良いかもしれません。ただし、学習時間や費用は一気に上がりますし、働きながら学位を取得することはできませんので、ある程度覚悟をもって挑む必要があります。もし、そこまでの覚悟はないというのであれば、まずは簿記を勉強してみてもいいかもしれません。有名ですし、税理士などのほかの資格にも活かすことができます。
学習の習慣もついていなければ、中小企業診断士の学習範囲に関する基礎知識も全くないために勉強できるのか自信がない人は、まずは中小企業診断士の試験範囲と一部重なるような資格を取得してみましょう。そういった資格試験の勉強をすることで土台を固め、中小企業診断士の試験勉強へスムーズに移行できるようにするのです。また、多くの資格試験を受験することで良い経験にもなり、資格欄にも多くの記載ができるようになるので損はありません。ただし、中小企業診断士に合格するまでには多少遠回りをすることになります。
中小企業診断士の資格試験は非常に難しく、国家資格であるものの、簿記やMBA、公認会計士などと比較すると知名度はやや低いようです。そこで、税理士や弁理士、公認会計士など、より専門性の高い資格も取得することでダブルライセンスを狙います。それによって、企業でもより重宝されますし、その分野で自信をもって活躍することができるようになります。
中小企業診断士とダブルライセンスのための資格について詳しく見る
中小企業診断士には類似の資格がたくさんありますので、その資格がどういうものなのか、どういった範囲が中小企業診断士と重なるのか、取得するとどういったメリットがあるのかなどを詳しく紹介しています。
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